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疲労回復以外にも嬉しい効果が|コエンザイムQ10の魅力とは

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こんにちは、Dand.Aの木原です。


以前は医薬品成分として使用されてきた「コエンザイムQ10」ですが、最近では " 疲労を回復する " など " 美容にいい " といった効果を謳った、さまざまな健康食品やサプリメントが販売されるようになりました。

このコエンザイムQ10ですが、疲労回復以外にもトレーニングのパフォーマンス向上にも効果があるという嬉しい研究報告もされています。

本日は、コエンザイムQ10の効果や注意点、還元型と酸化型の違いについてご説明します。

 

1. コエンザイムQ10とは

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コエンザイムQ10は、これまで医薬品成分として心筋代謝改善薬として扱われており、2001年3月に食品としての使用が認められたビタミン様物質で、学名では「ユビキノン」「ユビキノール」ともいいます。
心臓・腎臓・肝臓をはじめ人間の体内に本来存在する補酵素の一種です。細胞内器官ミトコンドリの中でエネルギーを産生に関与し、ビタミンB群と共に働く重要な成分です。

体内のエネルギーはミトコンドリアの中で、ブドウ糖などを材料に、酵素と主にビタミンB群、クエン酸などの有機酸によって、代謝しながら放出される燃焼物質「ATP(アデノシン3リン酸)」が燃えることで作り出されます。
この仕組みをTCA回路と呼びますが、TCA回路を回す着火剤の働きをするのが、補酵素「コエンザイムQ10」です。

2. コエンザイムの魅力的な効果とは

コエンザイムQ10は、加齢により体内で産生量が減少していきます。
20歳頃のピーク時を100%とすると、40歳代で約70%に低下、70歳代では約50%まで低下します。
ですので、意識的にコエンザイムQ10を摂取すると、さまざまな効果が期待できます。

トレーニングのパフォーマンスUP

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コエンザイムQ10の摂取でトレーニング効果を高めることを示す研究発表がされています。

トレーニングを継続して行ってきた100名のアスリート(男性53名、女性47名、平均年齢19.2歳)を50名ずつ還元型CoQ10群(300mg/日)とプラセボ群に分けて6週間摂取してもらい、摂取前、3週間後、6週間後、それぞれでエルゴメーターを用いた最大パフォーマンス出力(血漿乳酸値が4mmol/mLに達した時の運動強度(W/kg 体重))の測定を行った。

その結果、摂取前と6週間後の間での最大パフォーマンス出力の平均伸び率は還元型CoQ10群で11.0%、プラセボ群で8.5%となり、いずれの群も運動能力の向上(トレーニング効果)が示されたもものの、両群の間には統計学的に有意な差が認められたとのことで、この結果から、アスリートがトレーニングと還元型CoQ1の摂取を併用した場合、トレーニング効果が高まることが示唆された。

このように日々トレーニングに励む方にもコエンザイムQ10は嬉しい効果がある物質といえます。

アンチエイジング効果

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コエンザイムQ10には、活性酸素を減少させるとともに活性酸素による細胞の酸化を防止する「抗酸化作用」の働きをもっています。

活性酸素を減少させる物質としてはビタミンEがありますが、それとコエンザイムQ10とが組み合わされることでより強力な抗酸化作用を発揮します。
この抗酸化作用によって肌の新陳代謝が促進されますから、シワやクスミなどの肌のトラブルが改善されることが期待できます。

※ビタミンEのダイエット効果については、こちらの記事をご参考ください。

疲労回復にも効果的

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コエンザイムQ10には細胞のエネルギー産生を助け、日常の生活で生じる身体的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。

慢性疲労症候群患者20名(男性5名、女性15名、平均年齢36.8歳)に対して、還元型CoQ10を1日150mgずつ2カ月間投与し、投与前と投与終了時の変化を疲労・睡眠・うつ症状に関する自覚的症状の得点、酸化ストレス・抗酸化力、計算課題により評価した。

その結果、血中のCoQ10濃度の上昇が、うつ症状の改善、睡眠時間の延長、計算課題の正答率の増加と有意に関連があることが明らかとなったのである。

歯周病や口臭の予防

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1970年代以降、コエンザイムQ10と歯周病に関する研究が行われてきました。
1995年には、効果が認められなかったという結論が出ましたが、当時の実験は「酸化型」で行われていました。
最近の還元型コエンザイムQ10での研究では、投与前後に歯茎からの出血の減少や歯周ポケット深さの増加が見られました。
口臭の実験でも、2カ月間還元型コエンザイムQ10を摂取した人としていない人では、摂取した人の方が口臭が減少する結果が報告されました。

軽度から中等度慢性歯周炎と診断された患者を対象に,臨床研究を行った。
実験群には1錠に還元型CoQ10を50 mg含むサプリメントを1回1錠,1日3回,食後に8週間摂取させ,対照群には還元型CoQ10を含有しない同じ形状のカプセルを用い,二重盲検法で行った。
実験群は20名(男性17名,女性3名),平均年齢40.9±10.1歳,対照群は25名(男性20名,女性5名)38.2±12.9歳で,研究開始時に臨床症状も含め,群間に有意な差はなかった。
投与前後では実験群でプロービング時の出血(BOP)の有意な減少が見られた。
投与前後では実験群でプラークコントロールレコードおよびBOPの有意な減少,対照群でBOPの有意な減少と平均ポケット深さの増加が見られた。
口臭は実験群で減少する傾向が見られ,唾液の抗酸化能は4および8週後において実験群では有意な変化はなかったが,8週後の対照群で有意な低下が見られた。

3. 効率的に摂取するには「還元型」サプリメントがオススメ

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コエンザイムQ10は「酸化型(ユビキノン)」と「還元型(ユビキノール)」があり、人の体内では大部分が還元型として存在しています。

コエンザイムQ10のサプリメントは酸化型と還元型のどちらも販売されています。酸化型は摂取すると吸収される際に還元型に変換されます。より効率的に利用できるのは還元型だといえますが、一般に酸化型より還元型のほうが価格は高めです。

エネルギーを効率的に作り出し、疲労の原因とされる活性酸素を除去するためには毎日コエンザイムQ10を摂ることが大切です。
そのためサプリメントを利用するにあたり、継続して摂取できるものを選ぶといいでしょう。

4. 食事からもコエンザイムQ10を摂取するようにしよう

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コエンザイムQ10を摂取するにあたりサプリメントだけに頼るのではなく、栄養バランスの取れた食事をすることはとても大切です。
コエンザイムQ10は肉類や青背魚、アーモンドやクルミなどのナッツ類、ほうれん草などにも含まれています。バランスのよい食事をするとコエンザイムQ10が少しずつ食品から摂取できます。

ですが、コエンザイムQ10のデメリットとして吸収率の悪さがあります。
少しでも吸収率を高めるためには、空腹時ではなく食後に摂取するといいでしょう。
またコエンザイムQ10は、脂溶性ビタミンの仲間なので、良質の油と一緒に摂ると吸収率が高く、またビタミンE・ビタミンCと共に摂ると、本来持っている抗酸化作用が強力に発揮され、肌の健康や生活習慣病の予防効果も期待できます。

※ダイエットに役立つ脂質食材に関しては、こちらの記事をご参考ください。

5. 薬との併用に要注意

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通常の食事では心配ありませんが、サプリメントなどで摂取する場合、血液凝固阻止剤との併用は薬の効果を薄める可能性があります。

また、高血圧や糖尿病との薬の併用は薬の作用が増強される可能性がありますので、サプリメントなどを服用する場合は、医師又は薬剤師に相談しましょう。

コエンザイムQ10はエネルギーを作り出し、活性酸素を除去する働きがあります。上記でもご説明しましたが、コエンザイムQ10の体内量は加齢に伴い減少するため、食品やサプリメントから積極的に摂取し、疲労回復に努めましょう!


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